丸山和訓 × Craniosacral Therapy

クレニオ・セイクラル・セラピーを専門にするセラピスト

Sleep(不眠)

02. Sleep(不眠)

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丸山和訓 / UI認定クレニオ・セイクラル・セラピストⅠⅡ

こころが休まらない

ねむれないのは、なぜこんなにもツライんでしょうか。「ねむれなくて死んだ人はいないから大丈夫だ」なんていう人がいますが、それはあまりにも酷な言いかたですよね。ねむれないのは、ツライのです。

「ねむれない」とは、神経が興奮していて休んでいないということです。神経はこころの変化に敏感に反応します。つまり言いかえれば、「こころが休んでいない」ということでもあります。ベッドに横になって、からだを動かしていなくても、つねにこころが「オン」のまま。これにより神経がどんどん消耗していくのです。

こころがリラックスする場所

ねむれない悩みを抱えているクライアントには、後頭部と骨盤のうしろにながくふれていきます。神経がたかぶってしまっている人の特徴は、からだがほんのわずかに、プルプルとふるえていることです。

からだを整えるのは二の次です。まずは辛抱づよく手を当てて、ふるえがおさまるのを待ちます。ここでムリに動かそうとすると、からだはきまって、拒否反応をしめすからです。

後頭部と骨盤のうしろにふれるのは、副交感神経にアクセスするためです。ここにやさしく手をふれることで、入浴でも睡眠でもやすまることのない、瞑想のように深いゾーンまで導くことができます。

リラックスは触診できる

クレニオ・セイクラル・セラピーのセラピストは、からだの微細なうごきを感じられるように、手の感覚をみがいています。

感覚がたかまると、脳と脊髄のまわりを巡っている体液のながれがわかるようになります。そして、神経が休んでいるとき、そのながれがピタッととまるのが確認できます。

この状態になったときが、クライアントの神経がふかく休息しているサインです。人によっては、30分以上もその状態がつづきます。この体液は血液やリンパ液とはちがうので、とまっていても危なくありません。

たっぷり神経をリカバリーしていただいたあと、頭がい骨のつまりや、膜の緊張をほどいていきます。ある一定のところまでほどけると、夜もぐっすりとねむれるようになります。頭がい骨の内がわまでゆるめるので、「効果があっという間にもどる」ということがありません。一ヶ月後にきてくれたクライアントが「あれから毎日ねむれています」なんて報告してくれることも。

ちなみに、頭は、睡眠にかんするホルモンの「メラトニン」がつくられる場所でもあります。頭の圧迫をゆるめるとねむれるようになるのは、そんな理由もあります。