丸山和訓 × Craniosacral Therapy

クレニオ・セイクラル・セラピーを専門にするセラピスト

03 / 自然治癒力とは“サイクル”のことだ

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自然治癒力とは“サイクル”のことだ

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丸山和訓:UI認定クレニオ・セイクラル・セラピストⅠⅡ

人間は“パーツ”ではなく“サイクル”でできている

人間のカラダは定期的に入れ替わっています。肌はもちろんのこと、内臓も、骨もです。骨の代謝は遅いのですが、その骨まで含めると、「全身のカラダは約3年で入れ替わる」と言われています。

つまり、カラダは“パーツ”ではなく、つねに入れ替わり続ける“サイクル”によって出来上がっているのです。

—「肌は1ヶ月で入れ替わる」なんてよく聞きますけど、骨も内臓も入れ替わっているんですね。ずっと固定されているものだと思っていました。えっと、これは自然治癒力の話、ですよね(笑)

大丈夫です(笑)本題は忘れていません。僕はこの神秘的な“サイクル”そのものが、自然治癒力だと思っています。

自然治癒力は、病気やケガになったときだけに発動する、特別部隊ではありません。常に僕らを“サイクル”させ続け、悪くなった部分を良いものに上書きしているだけなのです。

つまり、この“サイクル”を正常化することが、自然治癒力を高めるということです。逆に言えば、良くならないトラブルは、“サイクル”にエラーが出ている状態なのです。

—なるほど。ひとつ聞きたいんですが、その“サイクル”とは一体なんなんですか?

うーん。なかなか説明するのは難しいですが、頑張ってみましょう。そうですね。“サイクル”とは、カラダの“全体性”のことです。

人間は一見バラバラに見えて、全部がひとつにつながっています。例えば、皮膚は指先から腕を通って、肩、顔、そして口までつながっています。そこで途切れると思いきや、唇から口内、食道を通って胃へ、そのあとは腸につながって、今度はお尻から出てきます。それからまた皮膚を降りていって、足の指先まで到着します。

—普段、じっくり考えたことなかったですが、たしかにつながっています。

そう、カラダは全部つながっています。独立している部分はひとつもないんです。そして、カラダはただの容れ物ではありません。その形は、呼吸、脈、消化など、カラダを生かすためのシステムとして成り立っています。すべてに意味があるのですね。

だから、自然治癒力そのものである“サイクル”とは、その

—あ、わかった気がする。“コアシステム”ですか?

まさに、ご名答です。

カラダはすべてつながっています。アゴと唇にも境目がありそうで、実はグラデーションでつながっています。そして唇から

あら、かわいそうですね。

そうなんです。3年前とは組織が入れ替わっているはずなのに、それ以上続くとトラブルもある。これは

自然と治るはずのものが、自然治癒力とは“サイクル”のことですが、治るのは当たり前、。

をという普段休んでいる緊急部隊が出動するわけじゃないんです。僕らのカラダのサイクルを常にフレッシュに保っていて、病気やを難しく考える必要はありません。皮膚にできた傷が治る、熱を出してように、僕たちが子供の頃からずっと見てきたものです。

 

塞がる必要もありません。

ものでもそうなんです。カラダはサイクルしているのに、トラブルは残り続ける。これってなんででしょうね。

肌荒れが内臓だとして、

これはすべて、サイクルのエラーとして考えるのが正しいんだと思います。

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それを証拠に、コアシステムは、生命が絶える時に最後まで動いているんです。心臓よりも、肺よりも、

最初にも書きましたが、これ以上の内側はないんです。

ところで、植物の葉っぱが萎れて元気がなくなってきたら、どうやって対処しますか?

—うーん。水分をたっぷりあげますね。根が腐らないように気をつけますけど。

そうですね。もちろん、元気がない葉っぱに直接水を吹きかけるというケアもありますが、やっぱり根っこから対処しますよね。根っこを元気にすれば葉っぱや幹、枝などの末端は自然と元気になる。

—あ、わかりました。人間もそれと同じってことですか?

読まれましたね(笑)

そうなんです。そして、その根っこの部分に相当するのが、人間でいう中枢神経なんです。そこが元気になれば、末端は自然とよくなる。自然治癒とは、そういうことです。

—でも、植物が病気になったときは、その葉っぱを切ることもありますよ。

トラブルが表面化しているところの対処も重要です。病気が広がらないようにするという意味でも、すごく大事なケアだと思います。でもそうやって食い止めながらも、根っこから元気にしなければ、植物は根本的に快復しない。

—言われてみるとそうですね。

では人間の話をします。人間のカラダはすべてつながっていて、分離しているところはひとつもありません。どんな部分も元をたどっていくと、脳と脊髄から成り立つ中枢神経に行き着きます。

—えっと、足の親指もですか?

渋い場所を聞きますね(笑)足は、脊髄の神経につながっています。

—内臓はどうですか?

脳から出ている「迷走(めいそう)神経」というルートにつながっています。

要するに中枢神経が根っこの部分で、それ以外の部分は中枢から派生した末端なんです。心臓も肺も胃腸も、骨も筋肉も、植物でいう、葉っぱ、幹、枝なんです。

—なるほど。そう考えるとクレニオって無敵じゃないですか?カラダのどこにでもアクセスできますね。

整え続けるのに本当に適したボディケアだと思っています。受け続けることで、どんどん健康になっていく方が多いです。健康になったあとも、それをキープするのに役に立ちます。

—認知症だけじゃないんですね。

はい、万能です。どこに行っても何をやっても良くならない。そんなトラブルを抱えている人にクレニオはおすすめです。ただし、中枢からジワジワと健康を広げていくので、トラブルの場所が末端すぎると、変化が出るのが遅くなります。たとえば、さっきおっしゃった足の親指とか。もしかして外反母趾ですか?

—そうなんです。靴を履くと痛くて。

うーん。外反母趾は全身の循環エラーのしわ寄せって考え方もできるんですが、クレニオだと正直、期間がかかりそうですね。

反対に、変化が早く出るのが、頭回りのトラブルです。頭痛、不眠、ストレスとか。

04 - 頭痛、不眠、ストレスに強い理由